私が声に異常を感じ始めたのは、高校2年の時でした。
今から思えば、原因は居酒屋でのアルバイト。
大きな声で挨拶をしたり、オーダーを通したりしないといけない職場で、
かなり無理をして大声を出していました。
わたしは特別声が小さいと思ったことはなかったのですが、あまり大きな声を出したり、声を荒げたことはなかったので、今から思えばかなり負担があったんだと思います。
みんなと同じように、同じ大きさの声を出そうとしてもなかなか出ず、
無理に出そうとして変な発声法が癖になってしまっていたんだと思います。
肺一杯に空気を溜めて、喉にグッと力を入れるような感じ。
そうすると最初少し苦しいような感じがあるのですが、
出し始めると気持ちよく大きな声が出て。
そんなこんなでアルバイトを続けていたのですが、
辞める頃になって声につまりが出てきました。
何だろうって自分でも不思議で、友達にも『また声出てないね』『酒ヤケ?』
って言われるようになりました。